ブランディング事例|横山製粉株式会社

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長い歴史から創業者の想いを紐解いた、

新事業ブランド開発と

企業理念の再構築プロジェクト

横山製粉株式会社

横山製粉株式会社は、北海道に根付いた製粉メーカとして北海道原料100%にこだわった商品を豊富に揃えている製粉会社。100周年を迎えるための新事業ブランド開発を目的にブランディングがスタートしました。

ブランディングプロジェクトでは昭和21年に創業した長い歴史の中から創業者の想いを紐解き、「北海道産100%」を全国の食卓へ届け、今まで以上に「北海道になくてはならない会社」を目指すことを明らかにしました。その目指す姿を軸に競合他社とは違う商品を確立しコンセプトに落とし込みました。

そして、北海道産100%のスペルト小麦、もち麦、ライ麦といった希少性の高い雑穀原料によって食卓に新しい色どりを添え、健康的で美味しく安心安全な生活へと変えていく旗印とした製粉ブランド「Palettie」(パレッティエ)が誕生。ブランドイメージを正しく発信するため、ロゴやパンフレットを制作。

道外で開催された展示イベントのブースデザインや特設webサイト制作に携わらせていただきました。

さらにはPalettieのブランディングを通して、創業当時からある社是社訓以外の価値判断基準が明らかになっていないことや長期的な視点での企業の指針が明確でなかったことを実感。

蓄積されてきた企業文化の言語化の必要性と変化の激しい時代の中で会社がとるべきスタンスの明確化することとなりました。

弊社では社是社訓をベースとした、経営理念「YOKOYAMA VISION」の策定から携わらせていただきました。

YOKOYAMA VISIONを社員に浸透させていくため、クレドカードや理念ポスター、理念フラッグを制作。横山製粉で働く人が、製粉に関するスペシャリストである職人的なかっこよさ、これまで培ってきた歴史を重んじる姿をデザインに落とし込みました。

制作物紹介

ロゴマーク(Palettie)

観音開きパンフレット(Palettie)

Webサイト(https://palettie.com/)(Palettie)

クレドカード(YOKOYAMA VISION)

理念ポスター(YOKOYAMA VISION)

理念フラッグ(YOKOYAMA VISION)

お客様からのメッセージ

横山製粉株式会社
取締役
業務部長

横山雄紀

横山製粉株式会社 公式サイト

新事業の立ち上げに際し、ブランディングの基本的な考え方をご教示いただき、また実際にブランド策定についても親身にサポートいただきました。事業の背景にあるストーリーやアイデンティティを見事に言語化していただき、軸のあるブランドづくりをしていただき、まだまだ立ち上げてから日の浅い事業ではありますが、今後の展開が今からとても楽しみです。

また、経営理念の再構築にあたっても多大なるサポートをいただきました。弊社の経営の基盤である経営理念は創業時(1946年)に策定された社是・社訓のみであったのですが、変化の激しい時代の中で、何を目指していくのか、創業の精神をもとに改めて再策定する必要があると感じていました。若手社員と経営陣の両者が参加するグループセッションを恙なく丁寧にファシリテーションしていただき、MVV(ミッション、ビジョン、バリュー)というかたちで経営理念を再構築することができました。特にバリューについては、社是・社訓に準じつつ、策定にあたり参加した社員全員が仕事をするにあたって大切にしている価値観を議論しながら作り上げることができ、横山製粉が今まで歩んできた道のりと、これから発展していくために必要なことを網羅的にとらえたものが出来上がりました。

更に、ブランドや経営理念を策定すること、だけではとどまらずに、その後の極めて重要な取り組みである社内への展開方法についても一緒に考えていただき、ポスターや小冊子(クレドカード)など、従業員全員が理解しやすいような仕組みづくりを行うことができました。

経営理念を再構築したことや、ブランディングの取り組みを開始したことは、弊社としては今までに無い新たな取り組みでした。進め方のノウハウや基礎的な知識もない中、WIN様にはすべてをご教示いただき、またワークショップ形式で、弊社の意図を最大限引き出し、言語化していただきながら取り組みを行うことができました。結果としてとても納得感のある成果物を完成させることができました。ある部署では定期的な打合せで経営理念をトピックに挙げ、内容の理解や、その部署なりの解釈を求めるような取り組みを行うなど、WIN様との取り組みの中で完成度の高いものが出来上がったからこそ、社員の皆様も抵抗感なく受け入れ、また能動的に取り組みを行っていけるような雰囲気が出来上がってき始めているように感じています。

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